炭酸ペースト(炭酸ガスペーストと記載されることもあります)は、2020年11月末時点では研究成果の論文発表はまだ行われていません。そのため、炭酸ペーストの効果や安全性については、エビデンスに基づいた記述ができないことをお断りしておきます。
炭酸ペーストの基礎・臨床研究が神戸大学医学部で行われています(例えば既に終了した臨床研究 https://rctportal.niph.go.jp/s/detail/um?trial_id=UMIN000030662 をご参照ください)。
さらに、さまざまな研究が計画され、世界的にもユニークな、神戸大学独自の研究テーマである、炭酸ガス経皮吸収療法の発展と普及が目指されています。
これらの研究により、炭酸ペーストの適応(どんな病気、傷に効果が期待できるか)、用法・容量などの解明が期待されます。これらが解明されるまでは、炭酸ペーストの設計思想に基づいた、試行錯誤を含めた使い方の検証が行なわれ、検証結果を処方設計や製造方法にフィードバックしたり、使い方を変えたりして、炭酸ペーストは進歩しています。
炭酸ペーストについて、以下により詳しくご紹介します。